ビールらゔぁー

クラフトビールにはまった人が日々おすすめを綴るかんじです。バーで飲むと「うまい!」以外の全ての感想を忘れるので宅飲みレビュー中心です。クラフトビール以外も全然飲みます

ビール好きへ贈りたいおすすめのギフト

ビール好きへのプレゼント:ビール編

一口にビール好きと言ってもそれぞれに好き嫌いがあります。そしてクラフトビールはあまりに種類が多すぎる(笑)。
プレゼントの基本として、本好きを相手に本を買うのはNGというようなのはあります。本と違ってビールは消耗品なのでダブって困る危険性はないですが、それでも地雷を踏む(めんどくせー!!)可能性もあるわけです。

このビール編では、ビール好きの

  • 無難さ
  • 入手のしやすさ
  • プレゼントっぽさ

を基準に三つのビールをチョイスしました。

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パタゴニアが作ったビール Long Root Ale

パタゴニアといえばアウトドアな服飾ブランドのイメージがありますね。

こんなかんじ。

そんなパタゴニアがホップワーク・アーバン・ブルワリーと共同で開発したのがこのビールです。

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あじわいを一言で表現するならば、ドリンカブルなホッピーウィート! でもしっかりとしたコクもあります。
夏ももうそろそろ終わりになってしまいましたが、野外で飲んでも、室内でゆっくり飲むのにも、どちらの環境でも楽しめるビールです。多少癖のある苦味があるので、苦いビールが苦手な人にはあまりおすすめできないかもしれないですが……その分IPAが好きな人にはオススメです!

ロング・ルート・エールの意味。そしてなぜパタゴニアなのか

ロング・ルートはそのまんま、「長い根」という意味ですネ。原料の小麦「カーンザ」という小麦ですが、地中深くまで根をはることからそう呼ばれているようです。
通常は一年草の小麦と違って、このカーンザは多年草で、一度ならず数年に渡って収穫できるのだそうです。これによって毎年畑を耕す必要もなく、また強靭な根っこによって雑草にも強いので農薬による環境負荷も減らせるというグリーンな植物(?)だそうで。

アウトドア企業であるパタゴニアですが、そのレジャーは自然の恵みあってこそ。持続可能な食の事業へ乗り出したパタゴニアに思いを馳せつつ乾杯するのもオツかもしれませんね。

あ、もちろんそんなしち面倒臭いうんちくなんて抜きでも、そしてパタゴニアのブランドを抜きにしても文句なしに美味しいエールだとおもいますよ!

至高のインペリアルIPA 志賀高原ビール 「其の十 / NO.10 Anniversary IPA」

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アルコール度数7.5%、IBU75のIPAの堂々たるインペリアルIPA……と言ったら普通はガツン! なドギツいIPAを想像するかとおもいます。
ところがどっこい、言われなければ気がつかないほどにスルスルと飲めてしまう危険なバランス。とはいえ香りの豊潤さは投入されたホップの量と質を物語っています。柑橘系と、どことなく桃を彷彿とさせるような甘やかな香り……。「飲みやすい」とはいうものの、ボディ感や苦味はIPA好きを十二分に満足させて足りるものです。
各要素のいいところだけを取ったような素晴らしいクオリティ。

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IPAの次にくるのはサワーエール、セゾン、バレルエイジド!

IPA、ようやく日本でも知名度があがってきましたね。クラフトビールを飲んだことがない! という人でもお酒が好きであれば名前を知っていたり、サントリーがIPAを出してきたり、スーパーで見かけることも増えてきました。

サワーエール

さて、サワーエール。サワーエールとはその名の通り、酸っぱいエールです。以上。

作り方としては、野生酵母(とバクテリア)を利用したり、乳酸菌を使ったり、さらにその上でフルーツエキスを加えたり……というような感じです。古くはベルギーにある製法で「ランビック」というものが発祥なようです。
お察しの通り、作るのが大変面倒くさいということで廃れつつあったんですが、クラフトビール大国であるアメリカのブリュワー達が目をつけて数年、今では西海岸でムーブメントを起こすようなジャンルへと成長しつつあるようです。

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21世紀のラガービール「BREWDOG THIS. IS. LAGER.」〜コスパってなんだっけ〜

みんな大好き「Punk IPA」で有名なBrewDog Breweryが作った21世紀のラガー。

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全体の骨格はドイツのピルスナーを彷彿とさせるものの、やっぱり味わいとしてはBrewDogらしさを感じさせるものに仕上がっている。
レモン、蜂蜜に全粒粉のビスケットめいた麦芽の香り。

麦芽の甘みを残しつつ、モルトの香りで、酸味の具合が絶妙。レモンの皮めいた苦味がピリッと最後をしめる。
繊細な味わいのラガーだこれ! めっちゃうまい!
味わって飲んでも美味しいし、ラガーなので当然ゴックンゴックンと飲んでも(もったいねー!)うまい。六本木いってドラフトで飲んでみたいな。

ブリュードッグというと、どうしてもIPAばっかり買ってしまう僕なんだけども、やっぱここは素晴らしいなぁ。

ただ一つ難点。普通に買う国産ラガーの倍くらいの値段になってしまう(笑)
クラフトビールを飲んでて何をいまさら、といった感じなんだけども、ホップボーン! なずっしりビールに払うのとやはり心理的な障壁は変わってしまうのが庶民の悲しさ。

とはいえ、確実におすすめな一本なのでどこかで見かけたりしたら必ず一度は試してみることをおすすめします。

ブリュードッグ ディス・イズ・ラガー 330ml

ブリュードッグ ディス・イズ・ラガー 330ml



そういえばパンクIPAについてはまだこのブログで書いてなかったかもしれない。
今度書かないとな。

サントリーの中では一番好きかもしれない「クラフトセレクト IPA」

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最近、ワインに浮気してあまりビールを飲んでいないのもあって更新をサボってました。
エールスミスなんかのレビューもしたかったのですが、写真もなく、感想をメモるのも忘れたので次回に持ち越し……

というわけで、近所のスーパーで手に入ったサントリーの「クラフトセレクト IPA」の感想を書きます。
サントリーの中では一番好き(一番好きとは言っていない)ですね、これ。ちなみに、IPA好きな人は買ってはいけません。飲むならば、IPAじゃなくて苦いプレモルだとおもって飲みましょう(笑)
プレモルが好きで、IPAは飲んだことがない! って人は入門にいいかも? いいのかな……

しかしまぁ、日本でも普通のスーパーにもIPAが並ぶ時代になったんですね。まぁ今までも「インドの青鬼」とかがあるにはありましたが……

さて飲んでみます。

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