ビールらゔぁー

クラフトビールにはまった人が日々おすすめを綴るかんじです。バーで飲むと「うまい!」以外の全ての感想を忘れるので宅飲みレビュー中心です。クラフトビール以外も全然飲みます

ビール好きへ贈りたいおすすめのギフト

ビール好きへのプレゼント:ビール編

一口にビール好きと言ってもそれぞれに好き嫌いがあります。そしてクラフトビールはあまりに種類が多すぎる(笑)。
プレゼントの基本として、本好きを相手に本を買うのはNGというようなのはあります。本と違ってビールは消耗品なのでダブって困る危険性はないですが、それでも地雷を踏む(めんどくせー!!)可能性もあるわけです。

このビール編では、ビール好きの

  • 無難さ
  • 入手のしやすさ
  • プレゼントっぽさ

を基準に三つのビールをチョイスしました。

馨和 KAGUA

過去にも紹介の記事を書きました。日本クラフトビール株式会社あらため、 Far Yeast Brewingの馨和です。
最近では少し大きめのスーパーではよくみかけますし、Amazonなど、ネット通販経由での購入も簡単です。無難ですが味もよく、見た目もおしゃれでギフト向きです。これをもらって嬉しくない人はそうそういないでしょう。

beer-lover.hatenablog.com

パンクIPA

知らない人はいないであろう、超有名クラフトビールですね。これももらって嬉しくない人はいない大鉄板の銘柄です。

こちらもネット通販での購入が可能で、最近では扱っている酒屋やスーパーもよくみかけます。
またこちらのBrew Dogは期間ごとに限定銘柄などを出すこともあるので、そちらを買っていっても喜ばれるかもしれません。

Ale Smith

「ビール界のロールスロイス」の異名をとる、こちらも有名なクラフトビールです。ですが、パンクIPAと違って、そこまで広く流通しているわけではないので多少なりともビールに詳しい人でないと名前を知らないかもしれません。

Alesmith|エールスミス|正規輸入代理店

こちらは少し値が張るビールで、一本3000円くらいします。その代わりと言ってはなんですが、ボトルが大きくてワインボトルくらいのサイズになっております。その高級感の見た目や、また有名ではあるもののそのサイズや値段のせいでなかなか普通の機会では手を出しにくいビールであるため、ギフトに最適ではないかとおもいます。

難点としましては、入手が若干面倒臭いところでしょうか。
Amazonなどのネット通販では取り扱いが少ないですし、送料もかかってしまいます。ビールの扱いが良い酒屋ではよくみかけますが、置いてあるスーパーはみかけたことがありませんね……。近所にイオンリカー(イオンが経営している酒屋チェーン)がある場合、覗いてみると良いかもしれません。下北沢などに店舗が存在しています。

ビール好きへのプレゼント:グラス編

本好きにはブックカバーや栞を、そして酒好きにはグラスを贈るのがまず間違いありません。
(基本的には)良いグラスを贈られて困る酒好きはいません。グラスは消耗品ですし、来客用や使い分けなど、いくつあっても困らないものです。

松徳硝子:うすはり

大鉄板ですね。確かなんかのCMで使われて一時期話題だった気がします。
うすはりのラインナップにはピスルナー向けの形をしたものもありますが、個人的にはこちらのスタンダードな形のグラスをおすすめします。

クラフトビールを飲むようなビール好きはそれほど日常的にピルスナーを飲まない*1こと、そしてストレートなグラスのほうが洗いやすいからです。それにこの形であればビールの他にも水から麦茶から何を飲むのにも便利ですからね。

【松徳硝子】うすはり タンブラーM木箱2P

【松徳硝子】うすはり タンブラーM木箱2P

難点としましては、店頭で実物をみると自分用にも欲しくなってしまうところです(笑)。

リーデル:オー リースリング (or ピノ・ノワール)

ビールグラスで有名なのはシュピゲラウですが、実は現在リーデルがその親会社です。
僕はシュピゲラウのグラスも所持しているのですが、正直なところリーデルのグラスの方がクオリティが高いと感じております。「ワインはグラスによってその味わいが変わる」というのを世界で最初に発見して製品化した会社です。*2

また、リーデルにはビール用のグラスもありますがピルスナー用を除くとわざわざリーデルで買う必要性を感じないようなものが多いので、普通にワイングラスを流用したほうが美味しく楽しめます。実際に香りの高いクラフトビールなんかはリーデルのワイングラスで提供してくれるお店があります。

さて、このリーデル・オーというシリーズはステム(脚)のないワイングラスで、日々のお酒をカジュアルに楽しめるグラスです。ピノ・ノワールのほうが大きさも相まってクリスタルグラスではありませんが、リースリングのほうがクリスタルグラスで、口の薄さや形の美しさはリーデルのグラスそのものです。そしてステムがないおかけで洗うのも楽チンです(重要)。せっかくのプレゼントは毎日使ってくれたほうが嬉しいですしね。

ちなみに相手がワインも好きで、脚のついたコスパの良いグラスを贈りたい場合は「ヴィノム」か「ヴェリタス」をおすすめします(僕も使っています)。リーデルのグラスはハンドメイドの最高級になると一脚2万円くらいになりますので、結婚式の引き出物など、ここぞのプレゼントでは「ソムリエ」シリーズなどを選ぶのもありかもしれませんね。

グラスの手入れを厭わないような几帳面な相手であれば、クリーニングクロスを送っても良いかもしれません。

リーデル (RIEDEL) マイクロ・ファイバー・クリスタル・クロス

リーデル (RIEDEL) マイクロ・ファイバー・クリスタル・クロス

木村硝子:ピッコロ

こちらもファンの多いメーカーです。

うすはりとリーデルはどちらも繊細で美しいグラスなのですが、いかんせん日頃カジュアルにお酒を飲むには少し緊張を強いられてしまうようなところがあります。
脚が短く、ずんぐりと可愛らしいピッコログラスはリラックスしてビールを飲むのにぴったりでしょう。僕もこちらは愛用していて、レビューの写真に使われている丸っこいグラスがそうです。気取らずに使えますが、ちゃんとクリスタルガラス製で、ビールの他にもワインから日本酒、ブランデーなど種類を選ばすに使える万能なグラスです。

木村硝子さんはハンドメイドを基本としたメーカーで、それゆえに一脚5000円以上してしまうものも多いのです。しかしこのピッコロは一脚1000円程度(送料別)で買えるコストパフォーマンスも魅力です。

まとめ

いかがだったでしょうか。
クラフトビールは種類も多く、テレビCMにも出てこないので何を買ったらいいのか、興味がない人にはわからないかとおもいます。私個人としましては、ギフトにはグラスをおすすめします。理由は、もしももらうのが僕ならばグラスをもらった方が嬉しいからです(笑)

もちろん、相手の家にお邪魔する際のちょっとしたものであれば上にあげたビールのほうが最適でしょう。

色々と書きましたが、クラフトビール好きは好奇心が強いタイプが多いので、珍しいものを買って大失敗したとしても逆に喜んでくれるようなこともあるかも?(笑)

*1:個人的な感想です

*2:こういうことを言うとオカルトかよ! とおもわれる向きもあるでしょうが、本当に変わるんですよ!