一番左のビンがそれです。他二つは別の機会にレビュー。
都合でデンマークに来ているのですが、日本では見たことがないバリエーションの「カールスバーグ」が沢山あったり、その他名前も知らないローカルのビールがあったり、ついでにインポートビールも沢山あったりとヨーロッパ感を感じてます。
IPAもふつーに置いてあって大変に羨ましいです。「日本にもビールブームが来つつある」と言われてはいるものの、まだまだラガー以外は浸透してないなーと実感したりしなかったり。
さて、ブルックリンラガーですが名前は知ってたけど飲んだことはありませんでした。
わざわざデンマークまで来てニューヨークのビールを飲むのもどうかとおもったのだけれども、15KR(1クローネで18円くらい)というお値段で売っていたので思わず購入。日本だと安くても350円、パブで頼めば1000円近くになってしまうので大変お買い得。しかし物価のクソ高いデンマークにくると、日本の酒税がどれだけ異常なのかを痛感しますね……
さて肝心のお味。
ラベルがかっこいいという以外の予備知識はゼロ。メジャーどころなアメリカのラガーなので、ハイネケンのようなシャバいビールかとおもいきや、大変濃厚。*1
あいにくグラスがなく、瓶のままなのでわかりにくいとおもうがビールの色は濃い琥珀色です。
一口飲んで最初に感じるのはしっかりとした苦味、モルトのコク。ついで感じるのがカスケードホップ特有の柑橘のようなアロマ。後味にほどよい麦汁の甘みを感じる。炭酸は弱めですが、強めのホップと少しだけ高めのアルコール度数が後味をひきしめています。
ラガーといいつつも、10℃くらいの温度で飲むのが香りも立って良いのではないでしょうか。
これ好き! 瓶もおしゃれでとっておきたくなってしまう。
苦味やコクが強いですが、ゆえにビール好きが好む味わいだとおもいます。
日本ですと、有名なところではよなよなエールなんかがカスケードホップをふんだんに使って醸造していますが、ブルックリンラガーも系統としては似てますので、よなよなのビールが好きな人にはオススメできるビールですね。
ラガービールというよりも、ペールエールなんかが好きな人にオススメ……というか「ブルックリンラガー」ってもしかしてただの商品名でこれはエールだったりするんでしょうか。いかんせんデンマーク語が読めないので、後の機会に確認したいところですね。
Amazonでも24本で買うと一本あたり350円くらいなので悪くないです(1本で買うと400円 + 送料で1000円くらいぼったくられる……)ね。酒屋ではあんまり見かけたことがないので、どっちが安いのかはわかりません。
- 出版社/メーカー: BROOKLYN(ブルックリン)
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*1:歴史的経緯から、ドイツビールの伝統を継いだ醸造をしているようです